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マルカイガラ 

3月29日 花冷え続く

今出荷している「甘夏」にマルカイガラが着いているのが多く見受けられる。昨年は園地の極一部に見受けられたが、例年通りの防除を行ったので異常繁殖をしたものを思える。6月に化学農薬で防除が普通のやり方だが、12月の越冬害虫を物理的に窒息さして殺すマシン油散布の方が有機栽培の考えなので、木に負担が重くリスクも大きいが通常80倍を40倍で散布したところ、ほぼカイガラムシは死んでいる。生きていればこすってもなかなか取れないのだが少し強くこすれば簡単に取れるが、果実を傷ますので見た目はすごく悪いが、そのままで出荷している。
外観は清見の黒点病に続いて甘夏のカイガラムシ、やむを得ないこととはいえ消費者がどのように思うのか生産者として複雑な気持ちです。
マルカイガラの正式な名前は「ナシサンホーデカイガラ」です。
マルカイガラ _d0141987_055175.jpg

by ojirimasako | 2008-03-30 00:05 | 晩柑
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